Amazonの商品でスマフォを見ていると、結構ひどいスマフォも打っている。ただ宣伝文句や画像だけ見ていると、知らない人からみたら、とても性能の良いスマフォのように見えてしまう。ある格安スマフォの製品のレビューを読んだら、「使い物にならなかった」「フリーズが多い」「アプリが全然はいらない」・・・など多くの悪い評価のレビューがあるが、こういうのは、実は、本体のスペックを見れば回避できる。印象に残っているものに、メモリが512MBのAndroid7.0があった。5000円以下の価格帯だったが、とりあえずスマフォが欲しいひとは、買ってしまう価格である。このスマフォの場合は、中に入っているOSであるAndroidだけで、既にメモリを占領しているので、ほとんどアプリを入れることができない可能性がある。こんな粗悪なものを売っているのだから、Amazonも取扱商品には配慮があってもいいと思う。タイトルに年配と書いてしまったが、年配の方には、一律、年配として表現して申し訳ない。実際、購入者には若い人もいると思われる。
特に、ITリテラシーの低い年配の方は、商品の評価を検索することなく、購入したり、店員との相談だけで購入にいたるケースがほとんどだと思う。特に、私の友人ですが(年配ではないです(笑))が、PCの知識がなく、仕事でパソコンが急に必要になって、中古ノートパソコンを購入しました。そのノートパソコンがまた酷いもので、メモリが1GBで、使えるハードディスクの領域がなく、CPUも約1.2GHz位だったように記憶しています。これで、5000円ほどなら、ありえる価格かもしれませんが、この最悪なパソコンに、私の友人は、まあまあ使えるパソコンと言い聞かされ5万円も払いました。ただ、友人はパソコンに無知なので、パソコンはこんなものだと思っている模様で、こういうのは、知らないことをいいことに買わせて、業者の悪質さが生々しく伝わってくる瞬間でもありました。普通に新品でも、この時代、5万円もだせば、これよりはよいパソコンが変えます。
まさに、私の友人ではないですが、おそらく、無知なものをターゲットにしている業者がすくなからずいるので、このあたりは、本当に気をつけたほうがよいです。特に、狙われているのは高齢者で、テレビショッピングを見てもわかるように、ターゲットが年配向けのプログラムになっています。たいしたことない商品でも過大に広告して売る時代ですから、商品を見る目が強く求められている時代でもあります。このあたりのITリテラシーの教育が、運転免許と同じくらい大事になってきたのではないかと思います。