アルコールハンドジェルでエタノール濃度の低いものもあるので、濃度確認は必要だと痛感しました。

濃度が低いこと自体はちゃんと記載していれば、OKで問題ないですが、説明にも記載がないものもあり、それをコロナ対策用に購入するのは、ちょっとどうかと思ったので、記事にしました。

最近、アルコール消毒用のハンドジェルを親戚が購入するというので、ついでに一緒に購入してもらうことにした。何やら、1本あたり1,000円以下の安いのが見つかったらしいということで~。
ストックがないわけではないのですが、今後、手に入るというのも微妙なので、それなら一緒にということで。

しかし、いざ、商品が届いてみると、

「東亜産業 アルコールハンドジェル」

中国製です。濃度記載がありません。

開封してみると、ワタシがもっているエタノールの匂いよりも、明らかに薄い。
商品名よりググってみると、複数の販売元がでてきますが、
濃度が記載されていない。・・・

なんと良心的ではないショップばかりなんだと思いながら、検索していると、

・・・
唯一、エタノール濃度が記載してある販売ショップがありましたが、

なんと、エタノール濃度が59%でした。

他にも、中国製と日本製があるの? これも商品説明が適当ぽいのであてにならないかも。

しかも、最安値のショップは、1本あたり600円(税込み) (2020.5.4 の時点)でした。笑

・・・たしか、濃度が薄いほど、ウィルスに効果がない、又は、死滅するまで時間がかかると言っていたような~ことを思い出ししまた。

とりあえず厚生労働省のページより確認してみると、エタノールの使用に関しては、エタノール濃度が原則 70~83vol%の範囲内であることと、消毒効果が十分に得られるよう、より高濃度のものは精製水等で同範囲に薄めて使用することと書いてありました。

従って、エタノール濃度が59%って微妙なラインだなと思っています。どうも、この濃度のラインだと、1分以上かかるようなことも書いてあるサイトもあるので、効果は微妙です。

現在、使っているエタノールが、76%~80%以上あるのですが、今回、注文したエタノールは、やはり、薄いです。

ということであえて、販売元は、エタノール濃度を表示せずに、

アルコール濃度の薄い粗悪なものを、コロナブームに乗っかり販売しているような気がして、とても不快になりました。
おそらく、商品には記載されていませんが、仕入れる時に、商品の詳細くらいは確認しているはずです。なぜなら、濃度を公開してくれているショップもありますので濃度を知ることはできるのです。

安く販売しているのなら、値段ですが、この程度の濃度のものを2000円以上で販売していると、悪意すら感じます。さらには、ヤフオクでは、3,000円以上で転売している方もおられます。

みなさんも気をつけましょう。

最近、とりあえず、売れればいいみたいな~ショップとヤフオク転売者が目立ってきたような~。
それも自由ですが、こういうときは、人間性がよく分かりますね。