ショートスリーバー遺伝子の突然変異だったということが、最近言われているが、睡眠を削って努力のような方向で、これまでトライしてきた人には、少しガッカリかもしれない。また、無視していそうな人は、顔色も悪く、やはり注意力がない。一方で、睡眠時間が毎日3~4時間にもかかわらず日中、この人はなぜ眠たくないのだろう! 実は6時間くらいは寝ているんじゃないの? などと勝手に想像していたが、遺伝子が原因なら、それも理解できる。ただ、少し、理解できないのは、陸上系芸能人の武井壮である。彼は45分しか寝ないといい、医師の検証の元、脳波を1日中測定した。その医師とは、4時間半睡眠法を提唱する遠藤拓郎先生です。その結果、驚くことに、武井壮の脳派は、睡眠に入るとすぐに、深い睡眠に入り、45分を目前に徐々に目覚めたのである。ただ1日だけの検証なのでもうすこし長くやってほしかったが、脳はが通常の人間とは、明らかに異なるらしく、深い睡眠時の時間が脳は一般に8時間眠った人と同等だったようで、先生も、こんなのは見たことないと驚いた。そこで、こういうときこそ、彼の遺伝子を検査してほしい。というのも、彼のような体質が、遺伝的なものなのか、後天的なものなのかが分かるだけでも、短時間睡眠が努力で可能になるかどうかが分かるからだ。

私の場合は、6時間寝れば、まったく体に支障がない。夜11時に寝て、朝5時に起きるのが習慣となっている。欲を言えば、あと2時間くらいは短縮したいと思っている。4時間半睡眠法では、無理していきなり睡眠を削るのではなく、徐々に、睡眠時間を短縮していくように進めている。ただ、試してみたが、やり方が悪いせいか、逆に、眠りにつくのに時間がかかったりするので、通常通りに戻した。

他に、睡眠について思うことは、精神状態も深く関係していると思う。私の場合、何か好きな事に集中しているときには、眠たくならない。それどころかお腹もすかない。気づいたら、朝方で、とりあえず、少し眠るが、浅い眠りになった瞬間、起きなければ、のような意識が働き、継続して、その物事に没頭することがある。寝ている時間がもったいないと思えるほど、没頭してしまう。でも疲れていることは確なのに寝たくないという意識だけでカラダを維持しているのが不思議。