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Amazon 個人出版には時々質の悪い書籍がある

Amazon kindleにて、個人が簡単に出版できるようになったのは、とても革命的なことだとは思いますが、一方で、簡単に出版できるだけに、質の低い書籍や、文章は変えつつも、ほぼ内容が同じようなコピー本も多くでまわっています。特に、小説などは、オリジナリティが売りなので、コピーは作りにくいと思いますが、教則本に限っては、ネット情報のまとめや、書籍のコピー、又は、著者の超主観的な内容が書かれており、質の面に問題ありではないかと思われるものに時々出くわします。出版社が作る書籍に関しては、一つのタイトルの書籍を製作するのに、多くの人々がかかわりますが、個人の場合は、あくまで、自分の判断なので、内容に関するチェックや、校正など、やはり出版社にくらべて質が落ちるのは仕方ないことかもしれません。

低額500円以下で、コピー本を大量に出版する方

特に、低額な書籍で、ページ数も少なく、そういった本を複数出版している方の書籍は、注意が必要です。もともと、簡単なお小遣い稼ぎのような感覚で出版しているので、内容がかなり薄いのです。おそらく、そういった書籍に出くわした方は、おられるはずですが、書籍の価格が安いので、仕方ないと思われている方も多いようで、結局は、安物買いの銭失い状態になるのです。特に、プログラミング関連などの技術書に多いように思います。内容が、あるサイトや他の書籍のコピーであったり、洋書の翻訳や、それらに、少しオリジナリティを加えて出版しているのです。実際の出版社が出す書籍でも、質の悪い書籍はありますが、やはり個人の出版ですと、それをさらに上回るような質の悪さです。このあたりはどうにかならないものかと思いますが、そういった審査を厳格にできるはずもないので、野放し状態になっている状態です。また、技術書関連では、古い内容をいつまでも、出版しているような書籍もあるので、既に、新しい技術があり、現在は主流でないような書籍もたくさんあります。Amazonには、こういったものも排除してほしいところです。

さくらが多い。レビューが5つ星の書籍は逆にあやしい

特に、技術書関連の書籍では、レビューが5つある割合が非常に高いものがあります。それらは、著者が複製したいくつかのID又は、知人等による、さくらである可能性があります。ある著者の書籍のほとんどが、同一人物の名前で、高評価されていたり、レビューのコメントの内容がやたら、胡散臭いものが非常にあやしいです。逆に、悪い評価のが非常に参考になります。

Amazonに報告すれば、返金可能です。

購入してすぐに、その書籍に問題があれば、電子書籍ですが、返金請求可能です。理由を詳細に記載した上で、購入履歴の画面より、お問い合わせを行い、認められれば、返金してもらえます。私自身、何度か返金してもらっています。おそらく、数日経つと無理かもしれませんので、購入してみて、質に問題がある場合は、返金請求してみるのもよいでしょう。